蓮見氏の豊かな人生
蓮見氏は、名古屋市で企画営業の仕事をしている52歳の男性です。
両親とも名古屋の出身で、幼い頃から名古屋で生活してきました。地元の学校で学び地元の企業に就職して、安定した暮らしを送っています。順風満帆の人生を送ってきたと蓮見氏自身も思っているようです。
大学生の頃に出会った女性と結婚し、息子1人、娘2人の3人の子供をもうけました。
息子は1年前に結婚し、来年子供が生まれます。初孫の顔をみれると思うと蓮見氏は嬉しくてたまらないようで、ベービー用品やおもちゃを買っては、ちょっと気が早すぎるんじゃないのと妻にあきれられています。
2人の娘は大学生です。ピアノ教師をしている妻の影響で娘たちは音楽の道を選びました。長女はフルート、次女は声楽を学ぶため上京しています。普段は離れて暮らしていますが、長期の休暇には必ず帰って一緒に遊びに行くほど父娘の関係は良好です。
ときどき行われる都内のコンサートを見に行くことも、蓮見氏の楽しみになっています。娘たちの成長に感激して毎回涙を流してしまうのだと蓮見氏は少し恥ずかしそうに語ってくれました。
彼はたくさんの趣味を持っています。仕事を始めてから覚えたゴルフや釣りは今までずっと続けてきました。取引先との接待でゴルフに行くことも多いそうです。釣りの腕前はなかなかのもので、45㎝を超えるクロダイを釣り上げたこともあります。週末には登山にも興じています。健康な体つくりのために新婚の頃に妻と始めた趣味で、今では夫婦の楽しみとなっているようです。よく出かけるのは雲母山です。伊勢湾を見渡すことのできる絶景の山で、名古屋から日帰りで行くことができます。定年退職後もこの趣味は続けるつもりだそうです。今は名古屋から近い山に登っていますが、リタイア後は妻と一緒に全国各地の山に登ることを楽しみにしています。
そんな蓮見氏が座右の銘としている言葉があります。それは敬天愛人です。明治維新の立役者である、かの西郷隆盛も敬天愛人という言葉を好んで使ったと言われています。敬天とは天を敬うことを意味しています。ここで言う天とはこの世に存在するすべてのものを作り上げるもの、つまり神様のことを指します。蓮見氏が敬天愛人という言葉を知ったのは、高校生の頃です。歴史好きだった彼が慕っていた教師が教えてくれた言葉でした。すべてを作り上げた神を尊敬し、そんな神のように広い心で他人を愛しなさいという先生の言葉に深く感銘を受けたのだといいます。これからもこの敬天愛人という言葉を胸に生きていきたいと蓮見氏は語っていました。
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